「背筋を伸ばしなさい」誰もが一度は言われたことのある言葉ではないでしょうか。しかし実は、良い姿勢は意識だけで維持できるものではありません。姿勢は筋肉の問題だけでなく、視覚、前庭感覚、身体感覚などの情報を脳が統合した結果として現れる“アウトプット”です。今回のエピソードでは、・なぜ意識しても姿勢は続かないのか・脳はどのように姿勢をコントロールしているのか・姿勢を決める感覚システムの役割・姿勢改善のために本当に必要なことについて、感覚運動科学の視点からわかりやすく解説します。「良い姿勢を作る」のではなく、「良い姿勢が現れる身体を作る」。姿勢に対する見方が変わるエピソードです。
「姿勢を良くしよう」と意識しても、気づくと元の猫背に戻ってしまう。それは意識が足りないからではありません。姿勢は意識で作るものではなく、体の状態が生んだ結果だからです。この回では、脳と体の仕組みから姿勢の変え方を整理します。
この回で話していること
- 「意識が足りないから戻る」わけではない
- 脳が姿勢を決めるときに見ている3つの情報
- スマホで頭が前に出るのは、首の筋力のせいではない
- PMRFという、24時間働いている司令塔
- では、実際に何をすればいいのか